丸いくぎは丸い穴へ

B子さんはおっとりした感じの女性。夫は神経質な感じで一方的に妻を調べてくれ!と言い続ける。

夫氏いわく、妻は発達障害に違いない。

 

B子さんはは嫌な顔せずに座っている。

困っている事?夫は妻が失くしもの、忘れ物、落し物が多いこと。待ち合わせ場所にいたためしがないこと 他たくさん。

限られた時間なので 割愛...

妻はスマホを夫の命令で首から吊り下げていた。(肩こらない?)

夫氏が困っていることはさておき

B子さんに聞いたら仕事のことで(予約時は)困っていた、と。予約から長いときは2か月かかったりするので実際来院されたときは症状や状態が改善されていることはまあまあある。あと主人がうるさいので。

B子さんは幼稚園の時から一人が好き。友達と遊んだことはあまりなかった。小学校になって仲良しの子が一人できた。中学校も一緒。クラブも一緒で困らなかった。多分、そのおかげでいじめのターゲットにもならず、目立たないようにしていたのも良かったと。プライベートで遊んだことはなく、帰宅後は家でテレビを見るのが楽しかった。

 

就職はスーパーの品出しを長年。

その後ホテルの製菓で製造補助と販売。ここは辛かったらしい。

パティシエのおじさんは神経質で怒鳴るし、小さなミスも許されず常にビビりながら仕事をしていた。当然どんどん委縮して小麦粉をひっくり返したり。

そこは早々に辞めて歯ブラシの点検の仕事に就いた。楽しくできてた。最初はなれるまで小部屋で少人数でやってた。

慣れてきたからと、工場のラインのところで点検することに。大きい音がしんどくて耳栓で対応した。

ところがラインの隣の古株の女性が頻繁に世間話を振ってくる。これがしんどくて病んで受診を決意したらしい。

 

B子さんは淡々と話す。表情は明るい。

どうやって対応したのですか?と尋ねたらラインの席がかわったらしい。

本人は今うつな気分もなく、仕事も楽しくできてると。

 

すてきだなあ、と感じた。

「丸いくぎは丸い穴へ」はアメリカのパーソンズが唱えた適材適所に若者を就職に導くための言葉。

自分のことがわかっていて、そこに居場所を求めて実行できる人がどれだけいるかなあと思った、

私自身もあーでもないとか考えながら未だあがいている。自分はどんなくぎの形で、職場はどうなのか?

八角形くらいなら何とかぐりぐり押し込めそう。かな。

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